図12
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図13
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図14
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II ケーススタディー 2 (牡丹町の場合)

 

 

1)対象地区の物理的解析

 

 牡丹町は周囲を大横川と古石場川、久川という 3本の運河によって囲まれ10ヵ所の橋によって東西南北の他の領域と結ばれてい北側には3本の橋があり地下鉄の駅及び門前仲町の商店街とを びつけてい東側は小学校のある平と結ば南側は5本の橋が古石場さらに南の越中島と結ばれて西側は牡丹一丁目と結ばれている。 

 

ⓐ埋立地の増殖的

 江戸時代から現在に至る牡丹町周辺における埋立てによる市街化領域の発生と成長の過程を4つの年代に分けて図示した(省略)隅田川下流のこの地は江戸時以後埋立てられ低湿地であり江戸市内の口増による居住地としての必要性や東側に木場が移転してきたことともあまって埋立てと堀(水路)開削とが同時に進行し海岸線が後退してったのであるの後明治時代以降業化近代化の波とともにさらに埋立てが進行し昭和に入ってもなお速に埋立られ牡丹町は内陸たのであった。

 

ⓑ動線(-12)

 歩行者の動き

 

イ. (-12A)

 牡丹町の北側に隣接する門前仲町の主要道沿いには大規模商店街があ牡丹町からは3つの橋1,2,3が利用さ牡丹町領域内においても用品主体の商店街()があり当領域の住民以外に近接した古石場及び越中島の住民も利用しているそのに3つの橋(6,7,8)が利用される当領域内の児童が通学する学校はすべて領域外にある小学校は東隣りの平久中学校は 南側の越中島た幼稚園は南隣りの古石場にありその際4つの橋(6,7,8.9)が利用される

 

ロ. 駅へのアクセ(-12のB)

 牡丹町の住そのほとんどが地下鉄西線を利用している駅は門前仲町にあり主に北側の3つの橋が利用され。 

 

ハ. 交通量(-12のD)

 南に隣接する古石場越中島には工場運輸施設が多いた北に接する門前仲町には幹線道路が東西に走っている丹町にはそれらを南北に結ぶ2本の主要道路が貫通しており4つの2,3,6,8交通が非常に多くなっているた領域を東西に貫く道路には商店街があ2つの橋4,10も供給輸送等で交通量が比較的多い

 

 

Ⓒグリーンマトリクス(-12C)

 公園等オープンスペースは西側のみに3カ所あ東側にはない東西主道路と東側の東富琴平橋間の街路に街路樹があるが全体としては緑が少な化が必要である

 

 

2)牡丹町における橋のタイプ(-13)

この図はそれぞれの橋の現状を示しわせて復の可能性を記号化し示している

 

 

3)詳細(-14)

 

ⓐ小津橋 

 南側の古石場川に架かっている橋で丹町と古石場越中島とを結びつけてい橋の規模は比較的小さ老朽化が進んでい車輛の通過交通量は少ないが買物通学等の歩行者の量は多いの橋における修復手法は全面的修復が適してると考えられ具体的には車輌通行を遮断しを歩行者のための公園に改造する空間が明確になるようにフレームが架けられ面はデザインされた敷石を施植樹もなされ橋詰もあわせて小公(ポケットパー)公衆電話掲示板等を付加する。

 

東富橋 

 北側の大横川に架かっている橋で牡丹町と門前仲町とを結びつけている橋の規較的大き鉄骨のトラス橋であ交通量はとも多く橋詰にはかなりの広さの空地有しているの橋における修復手法は部分的修復が適 当と考えられる橋詰の広い空地は橋の下を含めた親水的な小公園(ポケットパーク)化しはデザインされた敷石を施央には川を見おろしたり遠くを眺めることができるうなバルコニーが付加されを基点に緑化も行なわ。 

 

 

 


おわりに

 

 2つのケーススタディの中で選ばれた多くの坂その域における場意識の回復を図るという最終目的を達成するための手段としてすなわち触媒と成り得ために修復されたものである。 

 

この手法はケーススタディーで取り上げた2つの地域のみに成立する方法論ではなのような都における微要素ならびに地形的特性京の広い地域で見つけ出せる東京のみなら他のどの都市においても見つけ出すことができるのでありよってこの手法は広い適用性を持っているのである。